とんでもない物見つけた

どうもタケシコです!
僕等の住んでいるkiwi corral から車で十分の所にニユーディックスビーチというプライベートビーチがある。
プライベートビーチなのだがお金を少しばかり払えば入ることができるそのビーチで僕等は、よくサーフィンをしている。

ここだ。

何度見ても素晴らしい。

ここでサーフィン。

贅沢な時間だ。
しかし、その日は、サーフィン早く切り上げて、僕とそうたろうは探検をすることにした。

そういえば、左側に見える、断崖絶壁の奥に行ったことがなかったのだ。

たまに、おばちゃん達が歩いていくその先に何があるというのだろうか

気になったので、行ってみることにした
この先は、どんな危険が待っているか分からない。

僕らは、入念に持っていく道具を確認した。

持ち物は携帯と水とスピーカー

完璧だ。

いざ、出発だ。

そうたろう隊員を先頭に僕らは、進んで行った。

すると、砂場だった地面が、すぐにゴツゴツした石の足場になった

くそう。

さすがに、一筋縄では、進ませてくれないか。

すると、そうたろう隊員が立ち止まって、一言発した。

「隊長。ここは、未開の地です」

そうだったのだ。
僕らは、未開の地に足を踏み入れてしまったのだ。

写真を見てわかるとおり、魅力的な流木がたくさんある。

流木は、冒険家の必須アイテムだ。

握り心地、しなやかなフォルム、長さ、芸術面。

それらの全てを、入念にチェックして、冒険家は、最高の流木を手に入れる。
(余談になるが、先日、犬にとって最高の流木は、どれかという実験をした。この結果は、後日、別のブログで書きたいと思う)

冒険家が欲しくなるような、流木がそこには、たくさんあったのだ。

つまりそれは、まだ他の冒険家が足を踏み入れたことのない場所に僕等が来ているということだ。

まるでトムソーヤになった気分だ。

僕らは、先に進んだ。

すると、そうたろう隊員が立ち止まった。

「隊長!古代文字です!」

こ、これは。

英語のようにも見えるが恐らく

古代文字だ。

恐らく
「この先へ、行ったものは二度と帰ってこれない」

と、書いてある。

しかし、冒険家たるもの引き下がれない。

僕等は、先に進んだ。
僕は、その間に最高の流木を探していた。
そして、魅力的な棒を見つけた。
掴んだ。

よく見てみた。

ん??
え?

これ

人骨?

いやいや。

そんな訳ない。

そして、ふと思い出した。
そういえば、二週間前、ニュースで土砂崩れが起きて、海に流された土の中から、人骨が見つかったというニュースをやっていたな。

そして、その場所が、今僕等がいる所だったのだ。

え?

本当に人骨?

なんだこの土地は!
マジでなんなんだこれは!

僕は、まるでSFの世界に迷い込んだような気持ちになった。

そうたろうと考えた。
屈強な骨格であるその骨を持った人間。

200年前に宣教師として来た、ブルックだ。

彼は、宣教師として来たのだが、マオリとの戦いで命を落としたのだ。

僕等の勝手な想像だ。

写真を撮ったのだが、彼のプライバシーの為に、ここでは、載せないでおこうと思う。
一糸まとわない姿を彼もあまり、見られたくないだろう。

まあそれは、いいとして。
僕等にはこの先の理想郷に行かなければならない。

とりあえず人骨と思わしきものを安全な所に避難させて、僕等は、この先にある理想郷に向かった。

それは、大変、困難な道のりだった。

そして、ようやく理想郷に着いた。

ここだ。

巨大な大木が打ち上げられていたのだ。

僕等が来た時、たくさんの鳥達がこの大木に留まり、気持ち良さそうに日向ぼっこをしていた。
まさに理想郷だ。
大木の先端に行ってみた。
大木の先端には、新しい生態系ができていた。

この大木は、何年という時を、ここで波に打ちつけられて過ごしながら、新しい生態系を生み出していたのか

地球の神秘だ。

座って、周りを見渡した。

目の前に広がる、広大な海。

暖かい太陽の光が反射して、海面を煌めかせている。

後ろを見ると、断崖絶壁だ。

優しさと雄々しさの見事なコントラストが360度に広がっている。

素晴らしい眺めだ。
理想郷は、ここにあった。

心を満たされた気持ちになった。

僕らは、やり遂げたのだ。

冒険は終わった。

いや
終わってない!

人骨!

いや、人骨みたいな骨!

僕らは、考えた末、ニューディックスビーチのオーナーに人骨の話をすることにした。

すると、オーナーの知り合いのおじさんが骨を集めているということだったので持っていった。

骨を見せてみた。

「これ、人骨っぽいんだけどどう思う?」

すると、おじさんは、事もなげに言った。

「ああ。人骨だね。左足の太もも部分だね」
本当に人骨だったー!!!

するとおじさんが言った

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