南島の試練

どうもタケシコです!
ニュージーランドに来て気づけば5ヶ月がたった。

月日が経つのは早い。

そして、その5ヶ月の大半をKIWICORRALホリデーパークですごした。
気づけば皆が知り合いになっていた。

長く居すぎたのだ。

そんなKIWICORRALを僕らは、今日出ていった。

行き先は南島だ。

実は、20日にある、南島のフェスティバルに参加する予定なのだ。

そして、このフェスティバルに、KIWICORRALで、僕らと出会ったフランス人の女の子達も来るのだ。
絶対、行かないといけないのだ。

僕らは、朝11時にKIWICORRALを出た。
南島のフェスティバル会場まで、車で20時間。
間にフェリーが3時間半入る。

それを、僕らは2日で行く予定にしていた。

弾丸ツアーだ。

もうちょっと早くに出ていればと、今すごく後悔している。

乗組員は、タケシコ、そうたろう、アレックス。

イタリア人の友人のアレックス。

彼も車を持っているので、僕らの車の後ろから付いて来る予定だった。

しかし彼は、凡ミスをした。

フェリーのチケットを買えなかったのだ。

昨日、買おうとして車輸送のチケットが全て売り切れだったのだ。

しかし、彼もフェスティバルに行きたい。

そこで車をKIWICORRALに置いて、アレックス自身は僕等と一緒に来て、そのままフェスティバルに向かうという予定に変わったのだ。

そして、アレックスの車は後ほどKIWICORRALに泊まっているドイツ人が南島まで持ってきてくれることになった。
よう分からん話なのだ。

バックパッカーのフットワークの軽さを改めて知った。

そうゆうわけで僕等は、フェリーの港に向かった。

ナビでは7時間半掛かると出ている。

問題ない。

3人で運転を変われば楽勝だ。

走り出して3時間後、

僕が運転していた。

助手席にはアレックス。

そうたろうは後ろで寝ていた。

僕は、運転しながら車が変な音を出しているのに気づいた。

僕らは、車をどこかに寄せて確認することにした。
しかし車を脇に止めようとしたその瞬間、ボンネットの方から激しく煙が吹き出してきたのだ。

その後、僕らの車は完全に故障した。

KIWICORRALを出て、3時間後のことだった。
ここがどこかわからなかった。

周りには何もない。

車も動かない。

僕らは、道の途中で完全に立ち往生した。

明日のフェリーの時間は九時だ。

それまでに僕らは、港に向かわなくてはならない。

とりあえず僕らはスピーカーで音楽を流した。

そして考えた。

絶対にフェリーには、乗らなければいけない。

何故ならフェスティバルは、絶対だからだ!
そしてアレックスが思いついた案を採用した。
アレックスのKIWICORRALにある車をドイツ人の子に今すぐ持ってきてもらって、一度ドイツ人の男の子をKIWICORRALまで送り返してから、港までアレックスの車で向かうという案だ。

僕らの車はとりあえず修理工場で預かって貰うことになった。

そして、先程アレックスは、KIWICORRALに迎えに来てくれたドイツ人の子と帰っていった。

僕らは、ここで、アレックスが戻ってくるのを待つことになった。

往復6時間。

恐らく、こちらに戻ってくるのは深夜だ。
僕等が今、立ち往生を食らっている場所から港までは、約5時間。

フェリーの時間は明日の朝8時。

そして現在夜の九時。

僕らは走れメロスの親友になったような気持ちで今、アレックスを待っている。

そして、アレックスの車には1つ懸念事項かある。

左側に荷物を積み過ぎるとタイヤが擦れて変な音がするのだ。

ボロボロの車なのだ。

そんな車で南島まで行かなければならない。
そして、明日も10時間ドライブだ。

今日徹夜でドライブして、フェリー乗って、明日も夜までドライブ。

旅の後半戦。

これは、試練だ。

僕等は、この試練を抜け出すべく、3人で団結するのだった。

そうゆうわけでアレックスが来るまで僕らは睡眠だ。

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