こんにちはそうたろです。
僕が小学生の時、ローラーブレード、スケートボードと一緒に当時流行った物があります。
その名もキックボード。
スケボーにハンドルをつけたような見た目で、当時ハンドルがダサいと思い、ローラーブレードを選択していた僕が今になって頻繁にキックボードを使うようになりました。
今日はそんな話です。
ヤングでナウいキックボード
目次
キックボードと言えば、簡単に乗れて楽だしヤングでナウいという事で、僕が小学生のとき流行ったことがあった。
しかし、当時の僕は
『ハァ?なんでスケボーにハンドルなんかつけてんの?ダッサ』
と、スケボーに乗れもしないのに反発派だった。
そして、20年ほどの年月が流れ、今になってキックボード熱が押し寄せてきている。
というのも、クライストチャーチであるサービスが利用できるからである。
『Lime』というサービスをご存知だろうか?
簡単に言うと、電動キックボード(動力がついてるので正確には電動スクーターとなる)をシェア出来るサービスだ。
調べてみると日本では、埼玉県のさいたま市・川口市エリアで似たようなサービスが始まっているらしい。そちらのサービスは『WIND』と言うそうだが仕組みはだいたいおんなじ感じだと思う。
ただし、埼玉のサービスが全体で15台ほどの配備であるのに対して、クライストチャーチでは400台ほども配備されている。そのおかげなのか、結構街中にも浸透しているようで、よくキックボードに乗った少年や(本当はスクーターという扱いになるので18禁)中年男性、サラリーマンなどよく見かける。女の人はたまに見るけどあまり乗ってない感じがする。
ハイテクの波がこんなところまで。
サービス内容は先程話したように電動キックボードをシェアすると言うもの。
「じゃあどうやって?」
と言う話になるんだけど、全部スマホで出来ます。
先ずスマホでサービスに会員登録。
次にスマホでキックボードを探す。
更にスマホで簡単に支払いを完了。
サービス終了もスマホで簡単終了。
いつ何時でも利用できるこの手軽さが、このサービスにハマる理由の一つ。
登録内容についても、書類なんかは全然必要なく、だいたい5分もあれば登録完了。
1.先ず『Lime』のアプリをインストールする。
2.個人情報の登録(電話番号)
3.本人確認(登録した電話番号に送られてきたナンバーを記入)
4.カード情報を登録
5.終わり
簡単!
そしてキックボードを探すのも簡単!
インストールしたアプリを開くとこんな画面に
ズラーッと出てくるので、あとは近くのスクーターを見つけてスマホのカメラでスキャンしたら準備完了!
料金は$1(2019/06/02時点で¥70程)で3分なので、タクシーより安いし何処にでもあるのでお手軽!
そもそもタクシーはあまり見ない!
機体性能評価
そして、肝心のスクーターの性能だ。
いくら簡単で安いとは言え、ノロノロと亀のように走ったんじゃ乗るだけ無駄だし。
だけど見た目に反して、このキックボードなかなかスピード出るんだよね。
最高平均速度は平坦な道で約27km/h、下り坂だと30km/hぐらい出る。
日本では原付の法定速度にも届かないぐらいのスピードだけど、ガソリンを使わずにバッテリーとモーター、しかもこのコンパクトさでこの性能は凄くない?
バッテリーは満タン状態からフルスロットルで走り続けて40分程は持つ。(たまにショボいブツもあって満タン状態からでも30分とかで死ぬ機体もある)
最高のライディング
そして、このキックボードを楽しむための最高の時間帯についてだが、これは完全に僕個人の楽しみ方になる。移動が目的ではなく、乗るのが目的になるからだ。
答えから言うと、最高の時間帯は『夜中』。
クライストチャーチは都会にもかかわらず、夜になると全くと言っていいほど車が通らなくなる。そしてキックボードは扱い的にはスクーターになるので、市内中の公道を自由にライディングコースにできるのだ!
30km/hとは言え体を守るものは全く無いし、その体感速度は少しドキドキするぐらい。
しゃがんだりして地面との距離を近づけると更にドキドキする。
ビル群が立ち並ぶ中やたら広い道路で、走り抜ける。
バイクや車とは違う爽快感がある。
レンタル品だから、あまり手荒には扱えないけど、良識の範囲内で出来る事は結構あるから、もし、クライストチャーチか埼玉に行くことがあれば是非夜中に楽しんでみてはいかが?