日本のマンガが世界に大きな影響を与えたように、海外の漫画家が日本の漫画に影響を与えていることもあるんですよ。
今回は『鉄腕アトム』の手塚治虫や『AKIRA』の大友克彦『ピンポン』の松本大洋『風の谷のナウシカ』の宮崎駿などなど日本マンガ界の巨匠に影響を与えたフランスのマンガ家について書いていきます。
『ジャン・ジロー』ってどんな人?
目次
1938-2012
フランスの漫画家(バンドデシネ作家)
ジャン・ジローは1938年パリ郊外に生まれます。
日本の同世代だと『サイボーグ009』の石ノ森章太郎や『銀河鉄道999』の松本零士がいますね。
『銀河鉄道999』ロマン溢れる作品で好きだったなぁ、、、
今度また書きますね。
その後ジャン・ジローは3歳の時に両親が離婚したため、母親とお爺ちゃんお婆ちゃんの家を行き来するようになります。
この時、挿絵入りの雑誌で絵に興味を持つようになり、高校を卒業した16歳の時に通信制の美術講座を受けはじめ、その後パリ装飾美術学校でタペストリー(壁にかける絵のような物)を学ぶようになります。
在学中にフランスの情報誌に彼が書いたマンガが掲載されるようになります。
そして、いくつか作品を出した後、フランスの漫画界の大御所『ジジェ』のアシスタントとして働くようになりました。
その後もジャン・ジローは作品を出し続け、
SF色の強い『メビウス』、
古典的な『ジャン・ジロー』と作風でペンネームを使い分けヒットを生み出し続けました。
大作『ブルーベリー』
27歳の時にジャン・ジローとして連載が開始された作品で、南北戦争をテーマにした西部劇風のマンガです。
この作品は40年以上描かれるヒット作品と成りました。
ただ、僕はこの作品ちゃんと読んだこと無いのであまり知らないんですよね、、、
というわけで
僕の大好きな『メビウス』
メビウスの作品は一般的なSFにあるようなメタリックなイメージとは違って、
『一回行くとこまで発展した文明がおわり、長年経ち荒廃した街や荒野が広がる』そんな風景が特徴的です。
その様は宮崎駿の『風の谷のナウシカ』や松本大洋の『吾』の雰囲気にめちゃくちゃ似ています。
二人の作品に影響与えたんだろうなぁってのが分かります。
ただ、宮崎駿もメビウスに大きな影響を与えていたらしくて、メビウスが娘の名前を『ナウシカ』とした事からもお互い切磋琢磨し合う関係だったんでしょうね。
まぁ『風の谷のナウシカ』はね、、、
すごいですよ、、
作り込まれたストーリー!
自然界の仕組みを理解した設定!
あらわになる人間性!
すっごいですよ、、
異国情緒溢れる『メビウスの作品』
今回はメビウスの回なんでね、メビウスについて書いていきましょ
とは言っても僕がダラダラ話すより見るのが一番ですよね。
どーぞ!
まとめ
何だか、色合いが優しくてゆっくりした時間が流れてますよね。
デザインも民芸の様な模様が多く、懐かしさを醸し出してくれます。
この前、少しうまくなったと思ってたけど、まだまだ絵書いていかなきゃなぁ
メビウスの画集はこちらから購入可能です。
絵が好きな人ならあって損しないものだと思いますよ。
Kindle版もあります。
ネットにも彼の作品はたくさんあがっているので時間があれば見てみて下さい。