はじめに

昨年の十月
僕はとある会社で営業マンとして大阪で働いていた
繰り返される度が過ぎたケアレスミス
度重なる叱責
増える酒量
リキッド状のうんち
そんな規則正しい毎日を送っていた僕はある日、心の声を聞いた
YOU ゲストハウスやっちゃいなよ
脳髄に電気が走った
そうだ
ゲストハウスをやろう
大学時代に一度は夢見たゲストハウス
このタイミングしかないと僕の中のリトルタケシコがゴリ押ししていた
そういうわけで僕はゲストハウス設立のための準備を始めた
オープンは来年
初期費用は300万
まず最初にすることは仲間集めからだ
なぜならば
僕の貯金額は0だった
一年未満で300万貯金は無理だ
アラサー営業マン
貯金0
何か問題でも?
僕は大学の友人で石川県で働いているゆぴころに電話した
ゆぴころは大学を卒業したら一緒に何かやろうと言ってて結局何もしてない
そんな間柄だった
ゆぴころにゲストハウスを大阪でやろうと誘った
ゆぴころの返事
オーケイ
ゆぴころは仕事をやめて大阪に来ることになった
いちおう貯金額を聞いてみた
0だった
ゆぴころよ
アラサーで貯金0はやばいだろ!
なんか1+1=1になったような感覚だった
ちなみにゆぴころには同棲している彼女のミュウコロがいて、彼女も仲間に加わることになった
そして今度は大学の友人で神奈川のIT会社で働いているニコタロウに電話をした
二コタロウは大学時代に一緒にバーをやろうと言ってお金がたまらず結局何もしていない
そんな間柄だった
二コタロウの返事
オーケイ
二コタロウも仕事を辞めて大阪に来ることになった
いちおう貯金額を聞いてみた
たくさんあった
僕は今度から二コタロウに敬語を使おうと思った
こうして旅の仲間は揃った
そして僕らは現在それぞれの仕事を辞めて愛知にいる
そう
貯金をするために働いているのだ
それならばそれぞれで貯金をすればよかったのではと思うだろう
みんなも知っていると思うがアラサーはそんな一人でコツコツ貯金できる程大人ではない
結局金が貯まらず挫折するのか
金絡みで喧嘩別れするのか
はたまた大成功をおさめるのか
こんな僕らのゲストハウスまでの道のりをだらだらと書いていくこのブログ

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