ゲストハウスコンセプト

どうもタケシコです

現在そうたろうには沖縄のゲストハウスで働いてもらっている。

僕はというと実家に居候をしながらあっちのイベントを手伝ったり、こっちの知り合いの掃除を手伝ったりして日銭を稼いでいる。

つまり僕は現在ザセットバッカーズの活動の役に立っていない

そうたろうに申し訳が立たないのだ

だからせめて今、全力でブログを書こうと思う。

そんな矢先、お酒でボッコシいってめちゃくちゃなブログをこの前書いたもんだから
僕の自己肯定感は地面スレスレの所を低空飛行している。

だから今日のブログは真面目に書こうと思っている。

昨日、僕は拙い英語で外国人の友人達に
僕等のゲストハウスのコンセプトを伝えた。

読んでくれているかどうかは分からないが。

「自分を彩るアートする」
Color yourlife Art yourself

これだ。

簡単に言うと自分自身の中に溜まっているものを表現する場を作りたいのだ。

そしてそのアートを楽しむ場を作りたいのだ。

アートっていうのはなんか感性が豊かな人だけが楽しむような感じになりがちだが

実際、一日の生活の中で皆アートを楽しんでいると僕は思っている。

とゆうか、アートを楽しめると思っている。

例え、会社の事務員さんでも、主婦でも、ホームレスでも。

僕がニュージーランドのぶどう園で働いていたときの事。

僕はぶどうの枝を剪定して、4本だけ残し、その残った4本の枝を胸の高さぐらいに2本あるワイヤーに括りつけるという仕事をしていた。

それを毎日10時間するのだ。

気が狂いそうになる仕事だ。

右手に持っているハサミで枝をチョキンチョキンと切って

残った枝を腰袋に入れている短い針金でワイヤーにくくりつける

僕は友人のイタリア人と共にひたすら働いた

最初は良かった

イタリア人の友人と冗談を交わしながらそれなりに楽しく仕事をしていた

しかし1ヶ月後

僕等の間に会話はなくなっていた

毎日10時間一緒なのでもう話すネタが尽きたのだ

塾年夫婦と同じ状況だ

必要最低限の会話しかなかった

「ハリガネの予備ある?」

「あるよ」

「ちょうだい」

「へい」

こんな感じだ。

「そこの醤油取って」

「ん」

と同じ状況だ。

そんな時、僕等は遂にスピーカーを導入した。

毎日の仕事に
音楽というものが入った。

イヤフォンとはワケが違う

スピーカーなのだ。

音楽を共有出来るのだ。

仕事が急に楽しくなった。

そして僕は気づいた。

(あれ?このハリガネ口に加えたら仕事もっと早くできるんじゃね?)

日本の大工スタイルだ。
大工が釘を大量に口に加えてどんどん打っていくあのやり方は効率的だからやっているのだろう

僕は日本の大工スタイルをニュージーランドのブドう園に持ち込んだ

仕事が1.2倍早くなった

そしてさらに気づいた

(あれ?これ相撲のすり足の体勢でやればめっちゃやりやすくなるんじゃね?)

がに股で腰を落とすとちょうどワイヤーが目の前の位置に来て格段に作業効率が上がったのだ

ニュージーランドのぶどう園にスモウを持ち込んだ。

作業スピードが従来の1.5倍になった。

そして、後は流している音楽に合わせながら猛烈に自分の体を限界突破するレベルで早く動かす

しかし、枝をワイヤーにくくりつける瞬間だけはスローモーションで繊細に

日本人の心だ

細かい所に気を配る

さあ

アートの完成だ。

ニュージーランドのぶどうを切る仕事に僕は日本のアートを加えたのだ。

マオリの上司が暫くしてやってきた

「お前なんだその作業のやり方?」

僕は言った

「日本の文化をマッシュアップして芸術的に作業をしているんだよ」

マオリの上司が言った

「いや。普通にやった方が早くない?」

その日、僕が終わらせたぶどうの木はいつもの3分の2だった

すり足スタイルのせいで太ももがパンパンに筋肉痛になって一時間後には足が棒になったのだ

足の筋肉やられたらもう全身やる気なくなっちゃうじゃん

さあ

見切り発車で書いたこの文章

やはり着地点を失ったようなので

無理やりまとめようと思う。

毎日の単調に思える日々でも

工夫次第で楽しめるんだぜぇ

アート全然関係なくなった。

僕等のゲストハウスのコンセプトに関してはもう一度しっかりと書きたいと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください