革新にみちたAppleの世界へようこそ

こんにちはそうたろです。

今回はAppleの新しい顔をお見せしたいと思います。

【iPicking】知られざるこのサービスの世界へ赴きましょう。

かつて、アダムとイブが蛇にそそのかされて食べた善悪を知る果実Apple、そのAppleに関わる仕事を僕とタケはさせてもらっている。堅苦しいオフィスにネクタイ、片手にコーヒーの時代は終わった。

それがこれだ!

晴天を頭にラフな格好でAppleを持ったその姿は、日本でもトレンドであろう。機能性に富み、ちょっとやそっとじゃ傷まないこの格好は安価でありながら、エコエコと謳ってる表参道のビジネスマンより、はるかに環境に良さそうなのだから不思議だ。

仕事内容に付いては簡単に言うと【Appleの木からAppleをもぎ取る仕事】なのだが、なかなか奥が深い。例えばAppleの採り方ひとつ取っても『うわ手採り』『なか採り』『指採り』など、その決め手は多彩である。競技人口が一人なのが難点だが、スマホも壊れてインド人の鼻歌以外何も聞くことができない状態で9時間Appleをもぎ続けていると、こんな出来の良い成果物も出てくるからAppleピッキングは面白い。

つまり、この仕事はAppleをもぎながら、いかに時間を潰すかが肝になってくるのだ。(もちろんAppleに集中するのが本当は正解ではあるのだが)しかしこの仕事、なかなか時間潰しに集中させてくれない。ラダーというシステムがあるのだ。これが一体何なのかと言うと、木の上部のAppleを収穫する時にハシゴ(Ladder)をかけて採るのだが、その一連の行動を指して『ラダー』と言うのだ。ただ悲しいことに1本の木に対してほぼ99%1回以上はラダーが必要で、1本の木に対して3回や4回行わなければいけない猛者が登場することもあり、3分おきぐらいラダーは繰り返されるので、なかなかアップスダウンが激しく暇つぶしに集中させてはくれない。

更にもう1つ圧倒的な攻撃力を持って僕の暇つぶしを邪魔しにかかる存在がいる。

インド人の鼻歌を歌ってらっしゃるご本人、インド人のじいさん、通称アンクルである。因みに、仕事斡旋の元締めらしく、ここら辺のインド人はみんな彼の事を『アンクル(叔父)』と呼んでいる。どれだけでかいファミリーなのかは知らないけれども、不思議な力でも持ってそうなじいさんだ。

『サム、サム』(僕の呼び名)

とニコニコしながら近づいて来たかと思うと

『ノォーグリィーン!』

と怒って熟し切ってないりんごを僕のカゴから放り出す、と思うと、手伝うと称して僕のAppleカゴにグリーンのアップルをバンバン入れる本当に迷惑なじいさんなのだ。

まぁこんなエピソードは珍しいもので、だいたいの時間がAppleとの睨めっこになる。

ただ1つお得な情報がある。

Appleは食べ放題。

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