絵を書いていくっていうのに何も知らんのでは、イカンイカンということで、少しずつ勉強し始めました。
ここでは、僕が勉強した美術の世界をわかりやすく書いていきます。
今回のテーマは『だまし絵』の巨匠『エッシャー』です。
エッシャーは結構有名な画家なので、ピンと来る人もいると思います。
因みに僕は名前は聞いたことあるけど、誰って言われたらはずかしながらわかりませんでした。
もし、僕みたいに名前を聞いてもわからないと言う方も、この絵を見ればピンと来るはず。
どうですか?
見たことあるでしょう。
今回は彼について書いていきます。
『エッシャー』ってどんな人?
目次
『エッシャー』はこんな感じの、2次元と3次元の狭間をふらふらと漂うことが得意なオランダの芸術家です。
彼がはじめに芸術に触れたのは木版画だと言われています。
子供の頃近所の大工見習いに木工を教えて貰ったのがきっかけで、木版画に親しむようになったそうです。
なんだか、芸術家って建築関係からスタートする人が多いですよね。
その後、彼も建築家になるため建築装飾を学べる学校にすすむのですが、そこでメスキータに出会っちゃいます。
エッシャーの才能を目の当たりにしたメスキータは彼に強くグラフィックアートへ進む事を勧め、親の説得まで行ったそうです。エッシャーもそれを受け入れアートの道へと進んでいきます。
その後エッシャーとメスキータは友人にまでなってしまいました。
なんだか教授と友達にまで発展するって羨ましんですね。
生涯友人として過ごして、メスキータがナチスに連れて行かれた際も彼の作品を保護し生涯大切に保管したそうです。
『どんな作品描くの?』
建築からグラフィックへ移ったからなのか、彼の作品は幾何学的なものが多いです。
彼の代表的な手法として、『騙し絵』『平面充填』『正則分割』があります。
だまし絵は説明しなくても分かりますよね?
目の錯覚や影を利用して3次元では表現できない(しづらい)ものを2次元で表現するというものです。
『平面充填』は聞きなれませんけど、実は意味はそのままで、真っ白い紙を埋め尽くす様に描き込むって事です。
こんなやつですね。
『正則分割』も似た様なもので、パズルのようにうまくはまり込むパターンを使い一面を綺麗に埋め尽くすって感じです。
『ジョジョ』という漫画に『エニグマ』と言うチート能力を持ったスタンド使いがいるんですが、彼が能力を発動する時の表現がまさに正則分割ですね。
もしエッシャーが『ジョジョ』を読んだら
「これだよこれー!」
ってなったでしょうね。
まとめ
芸術って『歴史的背景が』とか『宗教的には』、『この場所は』『この構図は』とかわかっていないと楽しめないものが多くありますよね。
めんどくさいですよねー。
でもエッシャーの作品は単純に観ていて楽しい作品が多いですね。
人気な芸術家なので、日本でも展示会が沢山開かれているので観に行ってみてはいかがでしょうか?
ただ、個人的にはエッシャーの作品はパソコンの画面でも楽しめるジャンルだと思いますけどね。
これ事言うと怒られそうだからここやへんでやめておきましょう。