氷河が作り出したダイナミックな景観『テ・ワヒポウナウ』

テ・ワヒポウナウはニュージーランド南島の南西部を占める地域です。

4つの国立公園を擁する広大な場所

この地はアオラキ・マウント・クック国立公園、ウェストランド国立公園、マウント・アスパイアリング国立公園、フィヨードランド国立公園の四つもの国立公園を含む広大な自然保護区になってます。

この地域には、ニュージーランドでもっとも高いクック山(3754m)や、最も長い氷河、人の手が加えられていない自然のままの川や湿地があります。

氷河が作り出した地形

フィヨードランド国立公園には、氷河に削られてできたフィヨルド(細長い入江)や、深い湖などがあり、自然と長い時間が作り出した雄大な景観を見ることができます。

原始から残る世界

またテ・ワヒポウナウには、ゴンドワナ大陸の一部だった頃から変化していない原始的な植物が生息しています。

これはニュージーランドが大陸から早く離れて島国になり、自然が外部の影響をあまり受けななくなったためと考えられています。

ゴンドワナ大陸とは

大昔、南半球にあったと考えられる大陸で、1億8000万年前に、オーストラリア、インド、アフリカ、南アメリカなどに分裂したとされている大陸です。

肉食のカタツムリや跳べない鳥『キウィ』、200年前に絶滅滅したと思われていた『タカヘ』という鳥など、珍しい生物も生息しています。

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