僕らの上司 

どうもタケシコです!

僕らは、今kiwicorralという、ホリデーパークに泊まりながら、キウイ農園で働いている。
そのキウイ農園には、僕らの上司であるジュリーと言う女性がいる。

この上司がなかなか曲者なのだ。

年齢は40歳ぐらいだろうか。
凄く直情的で言いたい事を、ハッキリと言う、女性なのだ。

そして、ぽっちゃりした体型をしているのだ。
僕らには、基本、休みがない。

雨になったら、急遽その日の朝にジュリーから連絡が入り、休みになる。

そんなこんなで、先週、ジュリーがいきなり、その週の日曜日を休みにすると言ってきた。

そんなことは、今までなかったので、驚いた。

すると、ジュリー

「私、全然、休んでないから、休み必要」

そうなのか。
でも、年末たっぷり休んだはずだろう。

すると、ジュリー

「年末は、家のガーデニングしてた。だから休んでない」
休んでるやん!

僕らの休日はジュリーの気分なのだ。

そんなジュリーには、1つの教えがある。

皆で分け合う精神を大切にしなさい

というものだ。

これは、素直に素晴らしい。

とゆうことで、ジュリーは、よくお菓子等を持ってくる。

ある時、同僚のマックスが、ピザをジュリーに上げようとした。
ジュリーは、言った。

「NO.thank you」

お腹一杯なのだろう
お腹がfullなのだろう。

そして、ジュリーが理由を付け加えた。

「I’m already fat」
fullじゃなく、fatだった。

つまり
「私は、もうすでに太っているから、いりません」

言ったのだ。

なかなか、女性でこの切り返しをできる、人はいないぞ
そして、ジュリーも、自分の体型を気にしているのかと僕は、少し感心した。
しばらく日が経って、ある時、ジュリーが僕に言った。
「あなた、明日、ジュース持ってきなさい」

僕は、急に言われたので
???
な顔をしてしまった。
すると、直情的なジュリーは、厳しい剣幕で僕に言った

「私、いつもあなた達に色々上げてる。たまには、何か持ってきなさいよ。それが礼儀でしょ」

なかなか、そんなことを言える人はいないぞジュリー。
僕は、素直に頷いた。

すると、ジュリーがジュースに注文を出した。
「コーラかファンタ持ってきなさい」

おっと。デブまっしぐらの嗜好じゃないか。
ジュリーは、自分の体型を気にしていたような気がしたのだが。

すると、ジュリーがさらに付け加えた

「ノンシュガーは、絶対だめ。シュガーが入っているやつ持ってきなさい」

この人
体型全然気にしてなーい!!!
極めつけはこれだ。

先日の話。
いきなり僕等に話を持ちかけてきた。
「あなた達のホリデーパーク、オーブンある?鳩持ってくるから」

???
鳩??
聞くと、友達が大量に取ったそうだ

すると、次の日、ジュリーが大量の鳩を持ってきた。

ジュリーは、相手が欲しかろうと欲しくなかろうと、関係ないのだ。

上げたいときは、上げるのだ。

羽を雑に抜かれ、ターメリックで、味付けされた鳩を大量に受け取った。

僕がキッチンのオーブンで鳩を焼いているのを見て、周りが騒然となった

何やらジャパニーズが怪しいもの料理してるぞ

こんな感じの目で見ている

出来上がったのがこれだ

食べてみた。

所々に毛が残っている皮が妙に硬い

肉が少ない

骨が多い

臭い

素直な感想だ

鳩の肉を食らっている僕の姿を見て、さっきまでノリノリで、食べたいと言っていた周りも

「いや、オレさっき夕飯食ったからさ、お腹いっぱいなんだよね」

誰も、食おうとしなかった。

毎回、僕等に強烈なインパクトを残す言動をするジュリー

イラッとする時もあるが

憎めない、かわいいやつなのだ。

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