幻の音楽

どうもタケシコです。
 
 今は、テプケという町で、 キャンプ場に住みながら、晴れの日は働いて、雨の日は、休日という生活をしておりまする。
 
 そして、本日、晴れだったので仕事へ。
ひたすら、キウイをもぎ取るという仕事。
 
すると急に、初顔のインド人かネパール人か分からないが、
その人が持ってきたスピーカー で音楽をならし始めた。
 
インド風味なスパイシーカレー味の音楽。
 
しかし、スピーカーの音がいい。
たぶん高いやつだ。
 
最初は、 インド風味の音楽を楽しめてたのだが、 ずっと同じテイストの 音楽を聞いていたので、 お腹いっぱいに。
 
だってずっと同じ味だもん。
さすがに日本人は、カレーばかりは食えない。
 
それなのに、インドカレーの音楽は、無理やり体に流し込んでくる。
 
 僕は、それから耳に入ってくる音楽を苦しみながら、 聞いていた。
 
そんなとき、スピーカーから流れてくる音楽の味が、変わった。
 
冒頭から、味が違うのだ。
口に入れた瞬間、
あっ。これカレーじゃない。
って分かる味だ。 
 
インド味に飽き飽きしていた、僕は、ただそれだけで、ワクワクするのだ。
 
 そして、僕は、口に入れた音楽を楽しんだ。
 
そして、思った。
なんだこれは、なんていうかこれは、また新しいジャンルの…
 
いややっぱこれは
インド味だ。
 
っていう音楽だった結局。
 
しかし、 一口であらゆる感情を揺さぶる、この音楽
 
称賛に値する
 
曲の名前、なんなんだろう?
 
僕は、気になった 
 
そういうわけで、仕事が終わり、僕は、音楽を流していただろうネパール人の所へ行った。
 
「なんか、一曲だけ、凄い曲が、あったんだけど、あの曲なに?」
「あのインド人が、流してたから、あいつが知ってるよ」
 
指差した方を見たら、その 「あいつ」は
もうすでに、帰っていた。
 
ああー!!!
気になるー!!
 
一瞬、カレー味じゃない!ってなるけど、結局、  やっぱカレー味だ  、ってなる音楽
気になるー!!
 
するとその ネパール人がヒントをくれた。
「ポンジャビソングでyoutubeで調べたら、たぶん出てくるよ」
 
そうなのか!
 
 そういうわけで、僕は今、「ポンジャビソング 」で、その音楽を探しているが、全然出てこない。
 
そして、気づいた。
ポンジャビソングって 音楽のジャンルなのだ。
 
だから、僕は今
「ジャズ」で調べて、そこから一曲を探し出そうとしているようなものなのだ。
 
途方もないんだ。
 
しかも、キャンプ場のwifiが、遅いのだ。
 
なんとしてでも、幻の
あっ。やっぱカレー味だ
を探してみせる。
 
そう心に決めて、僕は今晩を過ごす。
 
次のブログにその音楽を紹介できるのかどうかは 
僕の運次第だ。

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