高校の部活動の3年間で何故あんなに個人差が出るのか

高校の部活動の3年間で何故あんなに個人差が出るのか気になっていた。
僕は高校時代サッカーをやっていたのだが、みるみるうまくなっていく子がいると思えば、そうでない子もいる。

同じ先生の元、同じ練習を同じ時間やっているのにも関わらずだ。

それの腑に落ちる答えが見つかった。

あくまでも僕なりの答えだ。

部活動の3年間で生徒達の成長に個人差が現れるその理由は文字にすると簡単である。

「練習に集中しているかしていないか」

じゃあ
どうやれば練習に集中出来るのか

そもそも「集中する」という事はどういう事なのか
「集中する」という事は「目の前の事をだけ考えている」ということである

皆さんこういう経験ないだろうか

何か物事を考えている時にふと車の鍵を洗面台の上に置いた。
そしてその後、車の鍵を洗面台に置いたことを忘れて探すはめになるような経験。

こういう行動が多い人は、一般的にADHDという発達障害とカテゴライズされやすいのだが

この原因は

「車の鍵を置く」という瞬間に集中できていなかった為に起こった自分の脳内でのトラブルである。

「車の鍵を置く」という瞬間に集中出来ずに頭の中で色々な事を考え、そのことに気を取られ目の前で起こっていることを正確に認識出来なかっただけなのだ。

一方

目の前の事に集中して生きている人は正確に目の前で起こっていることを捉えることが出来るので後で車の鍵どこやったっけとはならない。
つまり集中するという事は

頭の中の悩みが一切ない状態で、完璧に目の前の事の1つだけを考えることのできる状態を作り出すという事だ。

その状態を部活動の練習時間に維持できた生徒はみるみる成長していくと思う

だから高校生の部活動生で上手くなりたいと思う人は

「目の前の部活動の練習に常に集中して挑む」ということを毎日の練習ですればいい。

でもそれを高校生のうちに一人でやる事はなかなか難しいので

家族や顧問の先生がサポートして生徒達が集中できる環境を作り出す
例えばサッカー部なら

インサイドキックの基礎練習

・単調でつまらないと思いながら彼女の事や今晩の夜ご飯の事を考えている生徒

頭の中の色々な思考に気を取られ目の前の事に集中出来ていない

・インサイドキックする瞬間の自分の足の動き、力の入れ方、体重の載せ方を一回一回の練習で出来ている子

集中して練習している子の意識の向け方だ

目の前の事だけを考えて生活出来ている生徒は練習でも目の前の練習に集中することができる

この差は歴然だ。

時間の濃密さが全然違うのだ。

「今を生きる」とはそういう事だ。

しかし、それを妨げる敵がいる。
「悩み」だ。

「悩み」は集中状態の最大の敵である。

知らないうちに思考に入ってくる。無意識にその事を考えるようになる
目の前の練習に集中出来なくなる

練習の質が落ちる
成長スピードが落ちる

「悩み」は部活動生の敵だ。
いや
人間の敵だ。

例えばこういう事例

ミスをしたらすぐ感情的に怒鳴る顧問に怒られる事をビクビクしながら練習をしている生徒

顧問の先生自ら生徒の悩みの種を一つ増やしている。

この生徒は練習でドリブルをしている時
「ドリブルをする事」と「先生に怒られない事」の2つの事を少なくとも考えてしまう。
練習能率が落ちるのは明らかだ

それを考えると本当にいい生徒達への指導法も見つかるような気がする
時間は皆に平等に与えられるがその時間を効率よく生きるためには

「目の前の事に集中すること」

だ。

「今を生きる」
と言う事だ。
それをするだけで

濃密な練習時間

濃密な仕事

濃密な筋トレ

濃密な夕食

濃密な会話

なんでも濃密な時間になる。

キーワードは

シンプルに物事を考えることだ

次回は気が向いたら

「じゃあどうやったら悩みをなくして目の前の事に集中出来るのか」

を書こうと思う

気が向いたら

そんな偉そうに言っている僕はまだ何も成し遂げていない

これからだ

日光浴

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