こんにちはそうたろです。
今月の21日でニュージーランド来て5ヶ月になりました。5ヶ月あっという間だなーって気持ちと、もう5年くらいここに居る気がする。と言う気持ちが半々くらいの気持ちです。
今日はこの南島行きの一週間が、凄い試練続きなんでそれを書こうと思います。
2019/04/17
KiwiCorral最後の日、僕らは休みをもらった。
と言っても、最後の日だからゆっくりしようと思って休暇を貰ったわけじゃない。明日のフェリーのチケット、ホテル、その先の滞在先、そしてTheSetBacker’sの会議などしなければいけないことが山積みだからだ。
今回の南島行きだが、僕とタケだけじゃなくてイタリア人のAlexと一緒にそれぞれ車を持って行くことになった。そこで、まず初めに、直近で絶対に必要なフェリーのチケットを取ることにした。車を南島に持っていくのでビークル込みのチケットを探す。
必要なのは2019/04/19のチケット車1台分、販売数は0。
あれっ?
何度見たって同じ『永遠の0』。チケットは売り切れていた。
しかし、僕らはすでに南島の更に南で2019/04/20の予定を組んでいるのだ。
こんなスマホの画面越しの情報なんか信じられないと、タケが直接電話をかける。
ここら辺はタケの凄い!と思える部分だ。いゃいゃ無理でしょ、と言う局面で何も武器も持たぬまま突進していく。成果が出ることは中々無いけれど、ここぞと言う時にミラクルを起こす。
そして、今回もそうだった。
「チケット取れた!」
タケ、、、ありがとう!
しかし、高いチケットが1枚、それだけしかなかった。
なかったものを取ることができたんだから、高望みはできない。なんとか南島へ行く第一歩目は踏み出せそうだ。今日はじめのタスクにもかかわらず前途多難である。しかし、その後の宿泊先についてはそれなりにすんなりと行き、今後の予定もじっくり時間をかけて組み上がった。
色々と後回しにしていたせいで、面倒な部分はあったもののタスクは全て完遂できた。その時、ふと思った。これ事前にやっとけばかなり手間減るんじゃね?
はい知っておます。当たり前のことだ。気をつけます。
と言うわけで、今週の予定がこちら!
2019/04/19
テプケ出発→ゆっくりと1日かけてウェリントンへ移動しそこで泊まる
2019/04/20
ウェリントンから南島のピクトンへ行き、ダニーデンまで車で向かう
2019/04/21
ダニーデンからクイーンズタウンへ行き友達と合流してフェスに参加!そのまま会場に泊まり。
2019/04/22
フェス2日目!そのまま会場に泊まり。
2019/04/23
みんなで今後の予定を立てる為にクイーンズタウンでゆっくり
2019/04/24
ゆっくり観光
2019/04/25
未定
完璧だ!余裕を持った完璧なスケジュールである。
満足した僕らはホステルに戻った。そして、今後の予定をAlexに報告すると、なにやらもごもご言いにくそうにAlexが言った。
「フェリーのチケット取ってない」
なにーーー!
もちろんチケットはもう無い。Alexは車を置いて行くことになり、急遽ぼくらの車に同乗者が1人増えた。何だかんだあったが、何とかなるでしょう。
出発当日快晴!
気持ちよく朝に起き、余裕を持って出発。
全てが順調に行った3時間後マイナスイオンたっぷりのトゥランギ山中。
気持ち良い風とともにエンジンが煙を上げた。
急いで車を路肩につける。最高の気分が一気に吹き飛んだ。エンジンとなると修理代が跳ね上がる。でも僕らには明日までに南島に行くと言う使命がある。とりあえず、近くの修理屋に来てもらうことにした。
さて、話は変わるが、皆さんは『イースター』と言うイベントをご存知だろうか?
聞いたことはあるけれど、日本ではまだ中々馴染みのないイベントだ。ウィキペディアによると
『復活祭:イエスさんが死後復活した日で、キリスト教にとって特に重要な日』らしい。
もちろん、その期間は祝日で、1週間はみんな卵形をしたチョコを食べたり、バカンスを楽しんだりする。
話を戻して、この時がまさにイースターだった。
どこもかしこも開いてやがらねぇ。
キリスト教じゃない僕にとってイースターはきついイベントになった。
何とか探し出した場所も、明日から休みだった。
「レッカーはできるけど、修理は見てみないとできないよ」
とりあえずレッカーだけでもして貰おうという事でお願いする。
1時間ほどしてレッカー車が来た。ニュージーランドでお世話になるのは2度目だ。
しかし、山中の細い道の上にちょうどコーナーで車が止まってしまったせいで車があげられない。
「ちょっと先見てくるわ」
レッカーのおじさんがそう言って立ち去った。
1時間後、彼が帰ってきて言った。
「ここで引き上げるわ」
結局ここでやるんかい!
「あっ因みにエンジントラブルっぽいから今日は直らないね」
、、、、、このままじゃダメだ、レッカーはするとして、別の案を考えなければ。
協議の末、Alexの車を使うことにした。その為にはまずKiwiCorralから車を持ってこなくちゃいけない。そこで、Alexの車を預けていたドイツ人のスウェンにお願いして来てもらうことになった。片道3時間、そこからスウェンを送って往復6時間。終わったこととは言え書いていて辛くなる。僕らは、待った。
未だ試練は始まったばかりだといことも知らずに、僕らは待った。
残り6日
次回予告
『Alexの車死す』