バヌアツ人とサモア人

どうもタケシコデス!
僕らは、ネイピアを旅立ち、その後、イタリア人と一緒に、三日間山の中で、行われたフェスティバルに参加した。

日本で いうフジロックフェスティバルみたいなものだ

フジロックフェスティバル行ったことないけど

感想は非常に楽しかった 。

小高い丘にテントを立て、徒歩 二分の所にある、 フェスティバル会場に三日間通うのだ。

クレイジーだ。
まさに全力で遊ぶということは、この事なのかと思った。

そしてフェスティバルが終わって、僕らは、KIWICORRAL に戻っていた 。

めっちゃ稼げるというキウイのピッキングがついに始まるのだ!

また明日からキウイだ!

アップルの後は、またキウイだ!

そんなわけで、僕らは、ネイピア を後にしたわけだが、ネイピアでも色々な出会いがあった。

僕らが、住んでいたネイピアのホステルには、バヌアツ人とサモア人が大量にいた。

バヌアツ人とサモア人。

肌が黒く 、先住民のような 容姿をしている。
僕は、 このバヌアツ人とサモア人の区別がつかなかった。

しかし、聞いても分からないような国の人間に会えるチャンスは、 なかなかない。
僕は、独自の調査をすることにした。

まずは、聞き込みだ。

本人に聞くのが一番早い。

まずは、バヌアツ人だ。
いつも、皆で固まって徒党を組んでいる、バヌアツ人。

結束がよほど強いのだろう。

ちなみにサモア人もそうなのである。

島の人は、結束が強いという勝手な結論をここで、得た。

沖縄の人達もそうだし。

とゆうよりかは、 先進諸国の人達の人間関係が 希薄になっているだけで、こっちの方が正常なのかもしれないが。

とにかく。

バヌアツ人の一人の 男性に話を 聞いてみた。

しかし、バヌアツ人。

スゴくシャイなのだ。
丁寧に受け答えをしてくれるのだが、どこか目が緊張しているように見えるのだ。

しかし、興味は僕に釘付けなのだ。

戦後の日本人がアメリカ人を見たとき、こんな反応を していたんじゃないだろうかと勝手に思ってしまった。

しかし、何度も話しているうちに、僕らは、打ち解けた。

そして、仲良くなって気づいたのだが、彼らは、皆で共有するという意識が強いのだ。

だから、当たり前のように、物を上げたり、貰ったり するのだ。

聞くと、 バヌアツという国には、成人の儀式で蔓を足にくくりつけて、高いところから飛び降りる儀式があるという。

テレビでよくやっているあれだ。

あれが、バヌアツの国である。

今は、もう一部の地域だけらしいが、 まだそんな儀式が 存在していることがまずスゴい。

そして、1ヶ月の平均的な給料は、ニュージーランドでいう200ドルだそうだ。

つまり、ニュージーランドで1日半働けば、簡単に稼げる金額なのだ。

バヌアツ人が出稼ぎに来る理由がよく分かった。

そして、気になる のは、人口だ。

僕は、仲良くなった、ジルーというバヌアツ人に人口を聞いてみた。

「めっちゃ多いよ!確か、600人 ぐらい」

は?

600人?

それが本当なら
バヌアツ人は、絶滅危惧 種ではないか。

僕は、五回ぐらい聞き直した。

しかし、何度も彼は言う

「600人」
本当なら皆 、顔見知りではないか。

「だいたい顔見知りだから、家族みたいもんだよ。もし、お前がバヌアツに遊びに来たら、どこにでも連れていってやるよ。もし俺がいなくても空港の人にジルーの友達って言えば、どこにでも連れていってもらえるよ」

なんだ、そのVIP待遇!

どこまでが本当なのだろうか。

バヌアツへの興味は深まるばかりである。

オークランドからバヌアツまでの航空券の値段を聞いてみた。

「片道60ドル」

安すぎる!

ありえない!

何度も聞いた
「片道60ドル」
硬い意思だ。

友達のバヌアツ人を 疑っているわけではない。
が、僕はGoogle先生に聞いてみた。

人口30万人弱

ニュージーランドからの片道旅券

安くても600ドル
もう、どこまでが本当かわからない。

くそう。

行ってみたい。

バヌアツ人の興味 は、深まるばかりである。

次にサモア人だ。

サモア人はよく見ると、バヌアツ人より体が大きい。

バヌアツ人は、日本人と同じぐらいの体型なのだが、 サモア人は、一回りは、大きい。

そして、底抜けに明るいのだ。

会う旅に、かなり高めのテンションで声を掛けてくる。

朝から なのだ。

そして、皆、ムッキムキなのだ。

ホステルにある、ビリヤードをする時、何故かサモア人は必ず 上裸になる。

ムッキムキなのだ。

完璧な肉体美なのだ。

僕は、聞いてみた。

「何で皆そんなにムッキムキなの?」

サモア人が言った。

「俺らの国には、凄い果物があるんだよ。それ毎日食ったら、こんなにムッキムキになるのさ」

なんだそのスーパーフード!

それ日本で売ったら大儲けじゃないか!

どこまでが本当かわからない。

しかし、サモアへの興味も深まるばかりだ。

一件、見た目は似ているバヌアツ人とサモア人だが、話を聞いてみると、やはり、微妙に 違うのが分かった。

しかし、どちらも共通して言うことがあった。
「俺らの 国には、中国人がたくさんいるよ。彼ら は、 土地を買って、商売をしているんだ。」

そして、そういう彼らは、 別にその事について気にしていないように見える。

「タケも俺の国に来て、商売やったらどうだ?土地はめちゃくちゃ安いぜ!」

むしろ、なんかウェルカムな感じなのだ。

そして、バヌアツ人もサモア人も最後に同じことを言うのだ。

「俺の国は、最高だぜ。ストレスもないし、人は皆COOLだし。最高の国だよ」

本当に皆がそういうのだ。

サモアとバヌアツ。

物質的に不足していても、幸せになれることを証明している国なのではないのだろうか。

非常に行ってみたい 二つの島国である。

タウポの湖

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